大神神社は、日本最古の神社のひとつとして知られ、古代から「神そのもの」とされる三輪山をご神体とする、特別な場所です。
本記事では、正しい回り方やおすすめのモデルコースを解説し、初めて訪れる方でもスムーズに参拝できるようにご案内します。
大神神社の参拝は「一の鳥居」から始まり、神域へと進んでいきます。
途中には、神使である蛇にまつわる「巳の神杉」や、御朱印・お守りが授与される場所など、見どころが点在しています。
また、大神神社に「呼ばれる人がいる」と言われるスピリチュアルな一面や、「恐ろしい」と噂される理由についても解説します。
さらに、写真撮影禁止エリアやアクセス方法、周辺観光スポットも紹介。
大神神社をしっかりと楽しむための情報をまとめました。
ぜひ、本記事を参考にして、充実した参拝をお楽しみください。
- 大神神社の正しい参拝ルートやモデルコースが分かる
- 一の鳥居から歩く意味や参拝の流れが理解できる
- アクセス方法や駐車場情報を知ることができる
- 撮影禁止エリアや参拝時のマナーが分かる
大神神社の正しい回り方とアクセス情報
大神神社へのアクセス方法と駐車場情報
写真撮影の禁止について
大神神社の参拝ルート解説!一の鳥居から歩くモデルコース

大神神社を訪れる際は、神社の歴史や格式を感じながら正しい参拝順序を守ることが大切です。
特に、大神神社の参拝は「一の鳥居」から始まるのが正式な流れとされており、境内へと続く神聖な道を歩むことで、より深いご利益を得られるといわれています。
ここでは、参拝の流れとおすすめのモデルコースを紹介します。
一の鳥居とは?大神神社の参拝はここから始まる
大神神社の「一の鳥居」は、神社の入口を示す象徴的な存在であり、全国的にも珍しい巨大な木造鳥居です。
その高さは約32メートル、幅は約23メートルにも及び、奈良県内でも最大級の規模を誇ります。
この鳥居をくぐることで、神域へと足を踏み入れることになります。
一の鳥居は、大神神社の拝殿から約1.5km離れた場所にあり、ここから境内まで徒歩で約20分の道のりです。
車で訪れた場合、多くの参拝者は直接境内の駐車場へ向かいますが、時間がある方は一の鳥居から歩いて参拝するのもおすすめです。
神聖な道を歩くことで、より敬虔な気持ちで参拝に臨めるでしょう。
■大神神社の参拝の流れ|基本ルート
大神神社の参拝は、以下の順序で進めるのが一般的です。
1,一の鳥居をくぐる(徒歩参拝の場合)
鳥居をくぐる際は、立ち止まって一礼し、神様への敬意を示します。
これは神社参拝の基本的な作法の一つです。
2,二の鳥居へ進む
一の鳥居を通過後、神域へと続く参道を歩きます。
約20分ほど進むと、境内の正面入口である「二の鳥居」に到着します。
3,祓戸神社でお清め
二の鳥居をくぐった先には「祓戸神社」があります。
ここでは、参拝前に心身を清め、穢れを祓うためにお参りするのが一般的です。
4,手水舎で手と口を清める
拝殿の前にある「手水舎(ちょうずや)」で手と口を清めます。
左手、右手、口の順で清めるのが基本的な作法です。
5,拝殿で正式参拝
大神神社には本殿がなく、ご神体である「三輪山」を拝殿から拝む形式になっています。
参拝の作法は「二拝二拍手一拝」です。深く二回お辞儀をし、二回拍手を打ち、最後にもう一度お辞儀をします。
6,巳の神杉(みのかみすぎ)を訪れる
拝殿の近くには、「巳の神杉」というご神木があります。
ここには大神神社の御祭神である「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」の化身とされる白蛇が棲んでいると伝えられています。
白蛇の好物とされる卵をお供えすることで、金運や仕事運の向上を祈願することができます。
7,御朱印やお守りを受ける
参拝後は、授与所で御朱印をいただくことができます。
また、大神神社には「勾玉のお守り」や「開運守」など、さまざまなご利益が期待できるお守りが揃っています。
8,狭井神社へ立ち寄る(希望者向け)
拝殿から徒歩約5分の場所にある「狭井神社」では、病気平癒のご利益があるとされる「薬井戸」の御神水をいただくことができます。
■三輪山登拝コース(希望者向け)
より特別な体験をしたい方は、大神神社のご神体である「三輪山」への登拝が可能です。
- 通常の参拝ルートを回る(上記1~7の流れ)
- 狭井神社で登拝の受付を行う
- 受付で誓約書に記入し、登拝用の白いたすきを受け取ります。
- 三輪山へ登拝(約2時間)
山中は写真撮影禁止であり、神聖な場所として静かに登ります。
頂上で神聖な空気を感じ、再び狭井神社へ戻ります。
三輪山登拝は、大神神社の通常の参拝とは異なり、特別な修行の場としての意味を持ちます。
体力に自信がある方は、この神聖な体験をしてみるのも良いでしょう。
大神神社へのアクセス方法と駐車場情報

大神神社へのアクセス方法は、公共交通機関と車の2つの手段があります。
初めて訪れる方でも迷わず到着できるよう、詳しく解説します。
公共交通機関でのアクセス
最寄り駅は、JR桜井線(万葉まほろば線)の 「三輪駅」 です。
三輪駅から大神神社までは 徒歩約5分 とアクセスしやすい立地にあります。
電車を利用する場合は、以下のルートが便利です。
JR大阪駅 → 大和路線(快速)で「奈良駅」へ(約50分) → 桜井線に乗り換え「三輪駅」へ(約30分)
JR京都駅 → 奈良線(みやこ路快速)で「奈良駅」へ(約45分) → 桜井線に乗り換え「三輪駅」へ(約30分)
近鉄名古屋駅 → 近鉄大阪線「桜井駅」へ(約1時間50分) → JR桜井駅へ徒歩移動し、桜井線「三輪駅」へ(約5分)
また、JR桜井駅からは 奈良交通バス も運行しており、「三輪明神参道口」バス停で下車後、徒歩約10分で到着できます。
車でのアクセス
車で訪れる場合、最寄りのインターチェンジからの所要時間は以下の通りです。
西名阪自動車道 「天理IC」から約30分
京奈和自動車道 「木津IC」から約60分
名阪国道 「針IC」から約40分
各方面からのアクセス方法
名古屋から大神神社へ向かう場合、新名神高速道路や名阪国道を利用するルートが一般的です。
新名神高速道路 → 亀山JCT → 名阪国道(国道25号線) を経由
針IC で降り、国道369号線を南下し約40分
大阪方面から
大阪市内から大神神社へ向かう場合、西名阪自動車道を利用するのが便利です。
阪神高速環状線 → 松原JCT → 西名阪自動車道 を経由
天理IC で降り、国道169号線・国道165号線を東へ進み約30分
京都方面から
京都方面から大神神社へ向かう場合、京奈和自動車道または一般道を利用するルートがあります。
第二京阪道路 → 京奈和自動車道(城陽IC〜木津IC) を経由
木津IC で降り、国道24号線・国道169号線を南下し約60分
駐車場情報
大神神社には 無料駐車場 が複数あります。
参拝者専用の駐車場が整備されており、混雑時でも比較的停めやすい環境です。
拝殿まで徒歩約5分。混雑時は満車になることが多いです。
第一駐車場が満車の場合に利用可能。徒歩約7分。
参拝者が多い時期(初詣や例祭時)には臨時駐車場が開放されます。
休日や特定の行事の際は駐車場が混雑しやすいため、早めの到着をおすすめします。
特に 正月三が日や例祭(4月・11月) の期間は満車になりやすく、周辺道路も渋滞するため、公共交通機関の利用を検討するとよいでしょう。
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写真撮影の禁止について
大神神社では、個人的な撮影は許可されているものの、特定の場所や状況では撮影が禁止されています。
これは、神社が古くから続く厳粛な祭祀の場であり、信仰の場としての尊厳を守るための決まりです。
ここでは、撮影が可能なケースと禁止されているケースについて詳しく解説します。
個人的な撮影は基本的に可能
大神神社の境内では、個人的なスナップ写真や動画の撮影は許可されています。
ただし、「一般節度の範囲内」で行うことが求められています。
これは、他の参拝者の迷惑にならないよう配慮することや、神聖な空間を尊重することを意味します。
また、撮影をする際は、以下の点に注意が必要です。
大神神社には、特定の場所や状況において、撮影が一切禁止されているエリアがあります。
1,拝殿・祈祷殿・摂末社の殿内
特に、祈祷奉仕中は、写真撮影・動画撮影・録音のすべてが禁止されています。
これは、他の参拝者が神聖な祈りの時間を過ごす妨げにならないよう配慮するための決まりです。
2,三輪山山中
大神神社のご神体である三輪山の山内では、一切の撮影・録音が禁止されています。
三輪山は単なる観光地ではなく、大神神社のご神体として崇められている神聖な存在です。
そのため、山内での撮影行為は信仰の尊厳を損なうものと考えられ、禁止されています。
また、登拝自体も厳格なルールのもとで行われ、誓約書の記入や登拝用の白いたすきの着用などが求められます。
このようなルールは、三輪山が信仰の場としての格式を持つ場所であることを示しています。
三輪山での参拝マナーを守ろう
三輪山を訪れる際は、撮影禁止のルールをしっかり守り、神聖な場所としての意識を持って参拝することが大切です。
スマートフォンやカメラを持って登拝する際も、撮影しないよう注意しましょう。
大神神社の回り方とスピリチュアルな要素
大神神社は恐ろしい?その真相とは
大神神社に呼ばれる人の特徴と理由
大神神社で出会える蛇とその意味
人気のブレスレットの効果
周辺観光スポットと楽しみ方
大神神社に祀られる神様たち
大神神社の御祭神は、「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」。
古くから、「三輪山そのものに神が宿る」とされ、社殿を持たず、拝殿から山を仰ぐというかたちで信仰が続けられてきました。
この神様は、国づくりに尽力した大国主命(おおくにぬしのみこと)を陰から支えた存在とも語られており、
しばしば「大国主命の和魂(にぎみたま)」としても伝えられています。
また、大神神社の境内や摂社では、大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)も祀られています。
大己貴神は、大国主命と同一視される神で、出雲をはじめ多くの地で厚く信仰されてきました。
そして、少彦名神は、体は小さくとも知恵深く、医療やまじない、酒造りなど、
人々の暮らしに必要な技術をもたらした神様です。
これらの神々に共通して感じられるのは、目には見えないものを大切にしながら、人の暮らしや営みを、支えてきた存在であるということです。
三輪山を仰ぐとき、そこに流れているのは、いつもの時間とは少しちがう
「いのちの奥深くとつながるような時の流れ」
そんな自分自身の深いところに触れるような感覚が、訪れることもあるかもしれません。
神社についてもっと深く知りたい方へ。
神さまと仲良くなるヒントが見えてくる、特別な1記事です。

大神神社は恐ろしい?その真相とは

大神神社は、ときどき「恐ろしい」「怖い」と語られることがあります。
でも、実際に訪れた人の多くは、その印象とは正反対の感覚を抱いています。
大神神社は、日本最古の神社のひとつとして崇敬されてきた、とても神聖で清らかな場所。
では、なぜ「恐ろしい」というイメージが広まったのでしょうか?
■神聖な空気に「圧倒される」感覚
大神神社では、本殿はなく、拝殿越しに三輪山そのものを拝むという独特の形式がとられています。
この「山をご神体とする」在り方が放つ波動は、他の神社とは一線を画すものです。
静まりかえった境内に、古い神木や磐座が点在する空間は、まるで時間が止まっているかのよう。
それが、初めての人にとっては「ただならぬ空気」と感じられ、畏敬の念が「怖い」という感情にすり替わってしまうこともあるのかもしれません。
■ “恐れ”ではなく“敬い”の場所
大神神社では、三輪山登拝時に白いたすきを身につける、写真撮影や飲食を控えるなど、いくつかのルールがあります。
これは厳しいものではなく、「神域を乱さず、調和を保つ」ための配慮です。
こうしたルールを破ったら罰があるのでは…という不安が、「恐ろしい」という噂に変わることもありますが、
それはむしろ、神域への深い敬意を映す感情なのかもしれません。
■波動が強いからこそ、心身に反応が出ることも
大神神社は、霊的な感度が高い人ほど強く反応する場所です。
頭痛や倦怠感などを感じる場合もありますが、それは「合わない」のではなく、
大きな浄化や調整が起きているサインかもしれません。
また、「歓迎される人には良いことが起きる」という言い伝えも、「訪れるタイミングがその人にとって重要である」ことの表現とも受け取れます。
■ 「神聖」という言葉の真の意味
大神神社の本質は、「恐ろしい」ではなく「畏れ多いほどに美しく、清らか」な場所です。
心を整え、敬意とともに訪れることで、この場所が持つエネルギーと調和し、深い安心を受け取ることができるはずです。
大神神社に呼ばれる人の特徴と理由

大神神社は、「呼ばれた人が行く神社」とも言われています。
なんとなく気になる、たまたま名前をよく目にする、なぜか旅行が決まっていた。
それは偶然ではなく、魂が何かに導かれているサインかもしれません。
では、どんなタイミングや状態の人がこの場所に呼ばれると言われているのでしょうか?
■人生の転機にいるとき
転職、結婚、独立、新たな挑戦など、
何かを手放し、次のステージへ向かおうとしているとき。
大神神社のエネルギーは背中をそっと押してくれます。
この神社には「物事の流れを変える力」が宿っているとも言われ、人生の節目に足を運ぶ人が多いのも、偶然ではないのかもしれません。
■ご縁のある人・導かれる人
生まれた土地、先祖とのつながり、過去の記憶…..
無意識のうちに、大神神社と深いご縁を持っている人がいます。
「最近やたらと三輪という言葉を目にする」
「何度も大神神社の名前が出てくる」
そう感じるなら、それは「あなたと神社の波動が重なっている」サインです。
■浄化とリセットを求めているとき
心が疲れていたり、悩みの中にいたり、
自分をもう一度リセットしたいと願っているとき….
大神神社は、まるで「禊(みそぎ」のような清めと再生の場として、訪れる人の内側に変化を起こしてくれます。
■縁や運命の流れを感じているとき
良縁、運気の好転、必要なご縁の引き寄せなど、
「今、自分の流れを変えたい」という想いが強くなっている人は、自然とこの神社のエネルギーに惹かれていくことがあります。
■「なんとなく気になる」がサインのときも
はっきりとした理由がなくても、気になる・行ってみたい。
その直感には、あなたの魂が気づいているタイミングのサインかもしれません。
呼ばれたと感じたら….
特別な準備は必要ありません。
ただ、神聖な場所に向かうという意識を持ち、心を開いて訪れてみてください。
そして参拝後には、変化や気づきが、あなたの日常であるかもしれません。
大神神社で出会える蛇とその意味

大神神社では、境内やその周辺で「蛇を見かけた」という声を耳にすることがあります。
なかでも、白蛇は古くから「神の使い」として信仰され、特別な意味を持つ存在です。
■蛇は大神神社の神使(しんし)
御祭神である大物主大神(おおものぬしのおおかみ)は、時に蛇の姿で人々の前に現れたと伝えられています。
そのため、大神神社では蛇が「神様の御使い(おつかい)」として尊ばれてきました。
とりわけ白蛇は、神聖な象徴として現れ、
「歓迎の印」や「ご神縁のサイン」とも受け止められることがあります。
ただし、蛇は野生の存在でもあります。
出会ったときは、写真を撮ったり近づいたりせず、そっと見守るのが最もふさわしい関わり方です。
■「再生」と「豊かさ」を象徴する存在
蛇は脱皮を繰り返すことから、古くから「再生」や「成長」の象徴とされてきました。
また、白蛇は金運・繁栄・商売繁盛の御利益とも深くつながる存在として、信仰を集めています。
大神神社でも、蛇と出会ったことをきっかけに
「気持ちが変わった」「良い流れが来た」と語る方も少なくありません。
そうしたときは、ぜひ心の中で感謝の気持ちを伝えてみてください。
言葉にしなくても、その想いはきっと届いているはずです。
■蛇と出会える可能性のある場所と注意点
大神神社の摂社「狭井神社」や「久延彦神社」、そして三輪山の登拝道などでは、蛇と出会うことがあるようです。
ですがあくまでも自然の中の命。
驚かせず、触れず、立ち去るのを待つようにしましょう。
神聖な存在と出会うときこそ、自分の内側の在り方が問われる瞬間かもしれません。
人気のブレスレットの効果
大神神社では、お守りとして授与されている「パワーストーンのブレスレット」が人気です。
それは、「神様のエネルギーと共に過ごすもの」として、大切に扱われています。
■大神神社のブレスレットとは?
神社の御神徳に基づき、一つひとつの石に意味を込めてつくられているブレスレット。
見た目の美しさ以上に、「心に寄り添うお守り」として受け取る方が多いようです。
特に、神域で授与されたものは、「神様からの導き」として、日々の中で守りや気づきをもたらすといわれています。
■ 石ごとの効果と人気の種類
ブレスレットにはさまざまな天然石が使われ、それぞれに異なるエネルギーがあります。
- 水晶(クリスタル):浄化・開運・リセット
- アメジスト:心の安定・直感力・守護
- タイガーアイ:仕事運・決断・地に足をつける力
- ローズクォーツ:愛情・自己受容・良縁
中でも水晶は「どんな願いにも寄り添う万能の石」として、特に人気があります。
■身につけ方と浄化の習慣
ブレスレットは、お守りのように身につけることで、その人の波動と共鳴していきます。
左手につけると「受け取るエネルギー」、右手につけると「放つエネルギー」と言われていますが、どちらもあなたの直感で選んで大丈夫です。
また、以下のような方法で定期的に浄化することで、石本来の力が保たれます。
- 月光浴にあてる
- 水にさらす(石によって注意)
- ホワイトセージで煙をくぐらせる
石と対話するように、やさしくケアしてあげてください。
■ブレスレットが向いている人
- 新しいステージに向かう人
- 流れを変えたいと思っている人
- 気持ちを整えたい・守られたいと感じている人
- 良縁や金運を願っている人
選ぶときは「ピンとくるかどうか」がとても大切です。
惹かれる色、模様、質感…..それらは、「今のあなたに必要な波動」が宿っているかもしれません。
ブレスレットの詳細は公式HPをご覧ください。

周辺観光スポットと楽しみ方

大神神社の参拝は、それだけで深い時間となりますが、
周辺には、歴史的な名所や自然豊かなスポットが点在しており、神社参拝とあわせて充実した時間を過ごせます。
1.三輪山登拝──神宿る山に、ただ歩み入る
大神神社の御神体・三輪山は、「登る」というより「入らせていただく」山。
許可を得た人だけが入れる、特別な霊域です。
楽しみ方
- 狭井神社で登拝の手続きを(受付時間:9:00〜14:00)
- 白いたすき着用・撮影禁止・静かに歩く2時間の山道
- 雨音や風の気配を感じながら、ただ自分の呼吸に戻る時間を
体力よりも気持ちが大切です。
この登拝は、外を歩く以上に「内なる山」を登る時間になるでしょう。
2.狭井神社──祈りと癒しのご神水
病気平癒のご利益で知られる狭井神社。
清らかなご神水は、目に見えないものまで洗い流すような力を宿しています。
楽しみ方
- マイボトルを持参して、湧水をいただく
- ご神水を飲みながら、境内の木々と静かに対話してみる
- 祈りを「ことば」で捧げずとも、ただ“感じてみる”参拝を
心に絡まっていたものが、ほどけていくような感覚に出会えるかもしれません。
3.長谷寺──季節の花に癒される「花の御寺」
車で20分、少し足をのばすと出会える「長谷寺」。
季節ごとに装いを変える山寺の姿は、心を癒してくれます。
楽しみ方
- 春:牡丹、 夏:新緑、 秋:紅葉、 冬:雪景色
- 399段の登廊を歩くことで、自然と心が整う
- 本堂舞台から望む奈良の山並みは、まるで深呼吸のよう
日常を離れた時間が、静かに心の奥を照らしてくれるでしょう。
4.三輪そうめん──口にする祈り、土地の恵み
奈良・三輪地方は、そうめん発祥の地。
大神神社の近くには老舗が点在し、手延べの伝統を受け継いだ味が楽しめます。
楽しみ方
- 温かい「にゅうめん」も、冷たいそうめんもおすすめ
- 食事のあと、土地の恵みを感じるお土産探しも◎
- 参拝後の身体を、優しい食で整えるひとときに
何気ない「ごはんの時間」が、旅を締めくくる祈りのようになるかもしれません。
5.橿原神宮──日本の始まりに、想いを馳せて
車で約30分の橿原神宮は、神武天皇を祀る場所。
広大な境内には、「日本の原点」にふれるような静けさが漂います。
楽しみ方
- 建築の美と、神域の空気を五感で味わう
- 境内の木立をゆっくりと歩きながら、内なる静けさに還る
- 「ここから始まった」という土地の記憶に触れてみる
大神神社とのセット参拝で、時の流れに深さが加わるかもしれません。
■まとめ
大神神社のまわりには、
「歴史・自然・癒し」それぞれのかたちで魂に触れる場所が広がっています。
三輪山の登拝や、ご神水との出会い、花の御寺、そして一杯のそうめんに込められた祈り。
もし時間に余裕があれば、いくつかの場所をめぐってみてください。
神社参拝が「点」だとしたら、これらの巡りは「線」となって、心に残る旅になるはずです。
奈良の神社を色々と巡れるツアーもおすすめです。
※検索条件のページで「大神神社 」と入れて検索してみてください。
大神神社の基本情報
住所 | 〒633-0001 奈良県桜井市三輪1422 |
アクセス | ・西名阪自動車道「天理IC」から約30分 ・京奈和自動車道「木津IC」から約60分 ・名阪国道「針IC」から約40分 ・名古屋方面から:約2時間(名阪国道経由) ・大阪方面から:約1時間(西名阪自動車道経由) ・京都方面から:約1時間30分(京奈和自動車道経由) | JR桜井線(万葉まほろば線)「三輪駅」下車 徒歩約5分
TEL | 0744-42-6633 |
営業時間 | 参拝は24時間可能(社務所受付時間 9:00〜17:00) |
駐車場 | 無料駐車場あり(約100台) |
公式HP | 大神神社 |
大神神社の回り方と参拝のポイントのまとめ
- 大神神社の御祭神は「大物主大神(おおものぬしのおおかみ)」
- 相殿には「大己貴神(おおなむちのかみ)」「少彦名神(すくなひこなのかみ)」も祀られている
- 参拝は「一の鳥居」から歩くのが正式な流れとされている
- 一の鳥居は高さ約32メートルの木造鳥居で、神域の入口
- 二の鳥居を抜けると、拝殿や摂社が立ち並ぶ参拝エリアに入る
- 拝殿では三輪山を直接拝む形式で、本殿は存在しない
- 参拝作法は「二拝二拍手一拝」が基本
- 巳の神杉には白蛇が棲むとされ、金運やご縁の祈願の場とされている
- 御朱印やお守り、パワーストーンのブレスレットなどは拝殿近くで授与される
- 三輪山の登拝は狭井神社で受付・誓約書記入が必要(登拝時間あり)
- 登拝時には白いたすきを身につけ、写真・録音は禁止
- 境内では一部エリアを除き写真撮影可能だが、神聖さを損なわない配慮が求められる
- 大神神社は「呼ばれる人が訪れる」とも言われるスピリチュアルな場
- アクセスはJR三輪駅から徒歩約5分、駐車場も複数あり
- 周辺には長谷寺、狭井神社、三輪そうめんの名店など、見どころが豊富