伊勢神宮と出雲大社は、日本を代表する神社として多くの参拝者が訪れる神聖な場所です。
しかし、どちらを先に参拝すべきか迷う人も多いのではないでしょうか。
伊勢神宮は天照大御神を祀る日本の総氏神として知られ、一方の出雲大社は縁結びの神・大国主大神を祀る神社として信仰を集めています。
参拝の順番には明確な決まりはありませんが、伊勢神宮を先に訪れ、その後に出雲大社へ向かうのが一般的な考え方とされています。
また、「伊勢神宮に神様が集まる日」があるのか、「出雲大社と伊勢神宮は仲悪い」という噂の真相はどうなのかといった疑問を持つ人もいるでしょう。
さらに、厳島神社との関係についても触れながら、3つの神社がどのように繋がっているのかを解説します。
本記事を通じて、伊勢神宮と出雲大社の正しいお参りの順番やそれぞれの神社の役割について理解を深め、より充実した参拝ができるようお手伝いします。
- 伊勢神宮と出雲大社の参拝順に明確な決まりはないこと
- 一般的には伊勢神宮を先に参拝する考え方が広まっている理由
- 出雲大社と伊勢神宮を両方巡るツアーの特徴やメリット
- 伊勢神宮と出雲大社の神話的関係や参拝時の注意点
伊勢神宮 出雲大社 どちらを先に?正しい参拝順とは
出雲大社 伊勢神宮の両参りツアーとは?
伊勢神宮 行ってはいけない人の特徴とは?
伊勢神宮の神様が集まる日はいつ?
伊勢神宮と出雲大社の正しいお参りの順番とは?

伊勢神宮と出雲大社のどちらを先に参拝すべきかについては、明確な決まりはありません。
しかし、一般的な考え方として「伊勢神宮を先にお参りするのがよい」とされています。
その理由の一つは、伊勢神宮が「日本人の総氏神」とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っていることです。
伊勢神宮は、日本全国の神社の中心的な存在であり、多くの神様の頂点に立つ神様をお祀りしています。
そのため、まず伊勢神宮を参拝し、その後に出雲大社へ向かうことで、神様への正しい順序を踏むと考えられています。
もう一つの理由は、出雲大社が「縁結びの神様」として知られていることです。
出雲大社には全国の神々が集まるとされる「神在月(かみありづき)」があり、人と人との縁を結ぶご利益があるとされています。
伊勢神宮で神様にご挨拶をし、その後に出雲大社で縁を結んでもらうという流れは、多くの人にとって納得しやすいものです。
ただし、これはあくまで一つの考え方に過ぎません。
旅行の日程や個人の信仰によって、お参りの順番は自由に決めて構いません。
大切なのは、それぞれの神社の歴史や役割を理解し、心を込めて参拝することです。
出雲大社 伊勢神宮の両参りツアーとは?

出雲大社と伊勢神宮をどちらもお参りする「両参りツアー」は、神話に基づく特別な旅として人気があります。
出雲大社では良縁や繁栄のご利益を、伊勢神宮では国の平安と個人の開運を願うことができ、一度の旅で両方を巡ることでバランスの取れたご利益を得られると考えられています。
両参りの意味とは?
出雲大社は「縁結びの神」として、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る神社であり、人々の良縁や繁栄を願う場とされています。
一方、伊勢神宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀り、日本全体の平和や繁栄を願う神社です。
この2つの神社を一度の旅でお参りすることによって、「個人の縁(人間関係や仕事運)」と「国家的な繁栄(総合的な開運)」の両方のご利益を受けられると考えられています。
両参りツアーの特徴
出雲大社と伊勢神宮は離れた場所にあるため、効率よく巡るにはツアーを利用するのが便利です。
特に読売旅行のツアーは充実しており、関西や四国を中心に多くのツアーが用意されています。
おすすめのツアー会社
読売旅行
関西や四国発のツアーが充実しており、春の桜シーズンやゴールデンウィークなどの人気シーズンにも対応。
クラブツーリズム
関東発のツアーが中心で、長期間の西日本周遊ツアーにも組み込まれることが多いです。
※クラブツーリズムはリンクがトップページに飛ぶため、「出雲大社 伊勢神宮」と検索してみてくださいね。
VELTRA(ベルトラ)
現地オプションや貸切観光タクシーの予約が可能。個人で自由に旅をしたい人におすすめです。
ツアー参加時の注意点
出雲大社と伊勢神宮の距離は離れており、新幹線や飛行機、バスを利用する移動時間が必要になります。
ツアーを選ぶ際は、移動手段やスケジュールをしっかり確認しましょう。
また、伊勢神宮では「外宮→内宮」の順にお参りするのが正式とされています。
一方で、出雲大社は「拝殿→本殿→御仮殿」の順で参拝するのが基本です。それぞれの参拝作法を知った上で訪れると、より深い体験ができるでしょう。
両参りツアーは、神話の世界を巡る特別な旅です。
自分に合ったプランを選び、神聖な空気に触れる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
伊勢神宮 行ってはいけない人の特徴とは?

伊勢神宮は、日本全国から多くの参拝者が訪れる神聖な場所です。
しかし、一部の人にとっては、訪れるのを避けた方がよいとされる場合があります。
以下のような人は、参拝を控えるか、心構えをしっかりと持った上で訪れることをおすすめします。
まず、「心身ともに穢れがある人」です。
神社は清浄な場所であり、神様にお参りする際には、自分自身も清らかな状態であることが望まれます。
例えば、身近な人が亡くなってからまだ49日が経過していない場合(忌中)や、喪中の期間中は、参拝を控える方がよいとされています。
これは、日本の伝統的な考え方に基づいたものです。
次に、「敬意を持たずに訪れる人」も、行かない方がよいでしょう。
伊勢神宮は観光地ではなく、あくまでも神聖な場所です。
写真撮影のマナーを守らない、服装が極端にカジュアルすぎる、境内で騒ぐといった行為は、他の参拝者にも迷惑となります。
神社は神様を敬う場所であることを意識して訪れることが大切です。
また、「自分の運気が極端に悪いと感じている人」も注意が必要です。
神社は浄化の場である一方で、心の持ち方が大切です。
「悪い気をもらってしまうのでは」と不安な気持ちで参拝すると、その不安がさらに強まることもあります。
どうしても気になる場合は、まず身近な神社でお祓いを受けるなどしてから訪れるとよいでしょう。
伊勢神宮は、すべての人にとって開かれた場所ですが、訪れる際には敬意を払い、適切な心構えを持つことが重要です。
適切なタイミングで、感謝の気持ちを込めて参拝することが、最も良い参拝の仕方といえるでしょう。
伊勢神宮の神様が集まる日はいつ?

伊勢神宮では、全国の神々が特定の日に集まるという伝承はありません。
これは、同じく格式の高い神社である出雲大社と混同されやすい点です。
出雲大社では、旧暦の10月に全国の神々が集まる「神在月(かみありづき)」という信仰がありますが、伊勢神宮にはそのような習わしはありません。
しかし、伊勢神宮では年間を通じて多くの重要な祭事が行われています。
その中でも特に重要とされるのが、「神嘗祭(かんなめさい)」です。
神嘗祭は毎年10月に行われ、新穀を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に奉る神事です。
この日は、全国の神社関係者や信仰の厚い人々が伊勢神宮を訪れ、神聖な雰囲気に包まれます。
神嘗祭は天皇陛下が行う宮中祭祀とも関係が深く、日本の伝統文化においても非常に重要な意味を持っています。
また、毎月1日と15日には「月次祭(つきなみさい)」が執り行われ、神々への感謝の祈りが捧げられます。この日は、多くの参拝者が訪れ、伊勢神宮の境内は普段以上に厳かな雰囲気になります。
さらに、伊勢神宮には「一月十一日御饌(いちがつじゅういちにちみけ)」という特別な祭典があります。
この祭典では、天照大御神をはじめとする伊勢神宮のすべての神々に御饌(神様への食事)を供えます。
一年に一度、神々が大御神と共に食事をする儀式とされていますが、これは全国の神々が集まるという意味ではなく、伊勢神宮の諸宮社に祀られている神々を対象としたものです。
伊勢神宮においては、特定の神々が集まる日という概念はありませんが、年間を通じて神聖な祭事が行われています。
特に神嘗祭の時期は、伊勢神宮の神聖なエネルギーをより強く感じられる日といえるでしょう。
伊勢神宮 出雲大社 どちらを先に参拝すべき?
出雲大社 伊勢神宮は仲が悪いって本当?
出雲大社 伊勢神宮 厳島神社の関係とは?
伊勢神宮 出雲大社 参拝の順番を決めるポイントとは?

伊勢神宮と出雲大社の参拝順については、一般的には「伊勢神宮を先に参拝するのがよい」とされていることを先述しました。
しかし、これはあくまで一つの考え方であり、明確な決まりがあるわけではありません。
旅行の日程や目的に応じて自由に選ぶことができます。
では、どのように参拝の順番を決めるとよいのでしょうか?
ここでは、以下のポイントを参考に、自分に合った参拝ルートを考えてみましょう。
1,旅のルートを考える
関東・関西発の場合
伊勢神宮(三重県)は新幹線や特急でアクセスしやすいため、まず伊勢神宮を参拝し、その後に飛行機や電車を利用して出雲大社(島根県)へ向かうルートが一般的です。
山陰・四国発の場合
出雲大社のある島根県に近い地域から出発するなら、先に出雲大社を訪れ、その後に伊勢神宮を目指すのもスムーズです。
2,参拝の目的を考える
・「まず神様に感謝し、その後に良縁を願いたい」→ 伊勢神宮 → 出雲大社
・「先に縁を結んで、そのご縁に感謝したい」→ 出雲大社 → 伊勢神宮
特にこだわりがなければ、「伊勢神宮→出雲大社」の順番が多くの人に選ばれています。
3,特別な行事に合わせる
旧暦10月(神在月)
全国の神々が出雲大社に集まる時期に出雲大社を訪れたい場合は、先に伊勢神宮をお参りし、10月に出雲大社へ向かうプランが最適です。
このように、自分の旅程や目的に応じて参拝の順番を決めると、より意味のある旅になるでしょう。
出雲大社 伊勢神宮は仲が悪いって本当?

出雲大社と伊勢神宮が「仲が悪い」という噂を耳にすることがあります。
しかし、これは事実ではなく、あくまで民間伝承や俗説の一つに過ぎません。
実際には、どちらの神社も日本を代表する格式高い神社であり、それぞれの役割を持って崇敬されています。
このような噂が広まった背景の一つに、出雲大社と伊勢神宮の神々の性質の違いがあると考えられます。
伊勢神宮の主祭神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話における最高神であり、皇室の祖神として崇められています。
一方、出雲大社の主祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は、国造りの神として知られ、日本の土地や民を守る役割を持っています。
神話の中では、大国主大神が国を天照大御神に譲る場面があり、これが「対立」と誤解されることがあるのかもしれません。
また、伊勢神宮と出雲大社の祭祀の特徴も異なります。
伊勢神宮は、皇室との関わりが深く、天皇によって直接崇敬される神社です。
一方、出雲大社は縁結びの神としても知られ、多くの庶民からの信仰を集めています。
こうした違いから、「対立関係にある」と解釈されることがあるようですが、実際にはそれぞれが異なる役割を持ち、日本の神話体系を支える重要な神社であることに変わりはありません。
つまり、「伊勢神宮と出雲大社が仲が悪い」というのは単なる俗説であり、どちらの神社も日本の歴史と文化にとって欠かせない存在です。
両方を訪れることで、それぞれの神々の持つ魅力や役割の違いをより深く理解できるでしょう。
出雲大社 伊勢神宮 厳島神社の関係とは?

出雲大社、伊勢神宮、厳島神社は、いずれも日本を代表する神社であり、それぞれ異なる役割と歴史を持っています。
一見すると直接的な関係はないように思えますが、日本神話や信仰の視点から見ると、いくつかの共通点やつながりが見えてきます。
まず、出雲大社(いずもたいしゃ)は、主祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る神社です。
大国主大神は、国造りの神として知られ、日本の大地や民の平安を司る存在です。
特に「縁結びの神」としても広く信仰されており、全国の神々が集まる神在月(旧暦10月)の伝承でも有名です。
一方、伊勢神宮(いせじんぐう)は、皇室の祖神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る日本の最高神社です。
天照大御神は太陽の神であり、日本全体の繁栄と平和を象徴する神とされています。
伊勢神宮は皇室との関わりが深く、古くから天皇や朝廷によって手厚く祀られてきました。
この2つの神社は、日本神話の中で深い関係があります。
神話によれば、大国主大神はかつて日本を統治していましたが、天照大御神の子孫である天津神(あまつかみ)に国を譲ったとされています。
この神話が「国譲り神話」と呼ばれるものであり、伊勢神宮と出雲大社の関係を語る上で重要な要素となっています。
では、厳島神社(いつくしまじんじゃ)はどう関係してくるのでしょうか?
厳島神社の主祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で、水の神・海の神として広く信仰されています。
また、市杵島姫命は、宗像三女神(むなかたさんじょしん)の一柱であり、天照大御神の子孫ともされています。
この点で、伊勢神宮との間に神話的なつながりがあると言えます。
さらに、厳島神社は海上交通の守護神としての役割があり、古くから海を通じた交易や戦の際に崇敬を受けてきました。
特に平安時代には、平清盛が深く信仰し、厳島神社を保護したことで知られています。
伊勢神宮や出雲大社とは異なり、厳島神社は海とのつながりが強い神社ですが、日本全体の平安を願う点では共通しています。
このように、出雲大社、伊勢神宮、厳島神社は、それぞれ異なる神を祀りながらも、日本神話や歴史の中でつながりを持っています。
伊勢神宮が日本の中心的な神を祀る神社、出雲大社が国造りの神を祀る神社、そして厳島神社が海の神を祀る神社として、それぞれの役割を果たしながら日本の信仰を支えているのです。
出雲大社と厳島神社の両参りを考えている方におすすめのツアー
歴史ある二大神社を巡りながら、山陰・山陽エリアの名所も訪れることができる充実したプランです。
各ツアー会社の特徴
読売旅行
全国各地の空港発着で出雲大社・厳島神社を巡るコースが充実しています。
クラブツーリズム
「出雲大社・厳島神社両参り」を含む周遊ツアーがあり、温泉宿泊やグルメ付きプランも人気です。
※「出雲 厳島神社ツアー」には直接飛ばないため、検索条件のページで「出雲大社 」と入れて検索してみてください。
VELTRA(ベルトラ)
現地で貸し切り観光タクシーを用意していたり、体験型のオプションが豊富です。
出雲大社・厳島神社の両参りを効率よく楽しみたい方は、ぜひ以下のツアーをチェックしてみてくださいね。
伊勢神宮・出雲大社・厳島神社 基本情報
伊勢神宮(内宮)
住所 | 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 |
アクセス | 伊勢自動車道「伊勢西IC」より車で約7分。 | JR・近鉄「伊勢市駅」から外宮内宮循環バスに乗り約20分、「内宮前」で下車し、徒歩すぐ。
TEL | 0596-24-1111(神宮司庁) |
営業時間 | 1月〜4月: 5:00〜18:00 / 5月〜8月: 5:00〜19:00 / 9月: 5:00〜18:00 / 10月〜12月: 5:00〜17:00 |
駐車場 | 内宮周辺には市営の宇治駐車場(A・B駐車場)があり、最初の1時間は無料、1時間〜2時間は500円(昼間7:00-17:00)、以降30分ごとに100円が加算されます。 |
公式HP | 伊勢神宮 |
出雲大社
住所 | 島根県出雲市大社町杵築東195 |
アクセス | 山陰自動車道「出雲IC」から国道431号線経由で約12km(約20分) | 畑電車「出雲大社前駅」から徒歩約10分
TEL | 0853-53-3100 |
営業時間 | 参拝時間 6:00~19:00、お守り所 6:00~19:00、宝物殿 8:30~16:30 |
駐車場 | あり(無料、約385台) |
公式HP | 出雲大社 |
厳島神社
住所 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
アクセス | 出発場所によって、JR、路面電車、航路などの方法があります。 詳しくは公式HP 広島観光公式サイトをご参照ください |
TEL | 0829-44-2020 |
営業時間 | 午前9時から午後4時まで(問い合わせ時間) |
駐車場 | 無いのでご注意ください |
公式HP | 厳島神社 |
伊勢神宮 出雲大社 どちらを先に参拝するのが良いのか?のまとめ
- 伊勢神宮を先に参拝するのが一般的な考え方
- 伊勢神宮は天照大御神を祀る日本の総氏神の神社
- 出雲大社は縁結びの神・大国主大神を祀る
- 伊勢神宮は国家安泰や感謝を目的とした参拝が基本
- 出雲大社は縁や繁栄を願う参拝者が多い
- 参拝の順番に決まりはなく、自由に決めてよい
- 旅行の日程や移動手段を考慮して順番を決めるのも一案
- 旧暦10月の神在月に出雲大社を訪れるのも特別な体験
- 両参りツアーを利用すれば効率的に巡れる
- 読売旅行やクラブツーリズムなどのツアー会社が両参りプランを提供
- 伊勢神宮では外宮→内宮の順で参拝するのが正式
- 出雲大社では拝殿→本殿→御仮殿の順に参拝するのが一般的
- 伊勢神宮と出雲大社の神話上の関係が誤解を生み「仲が悪い」と言われることも
- 厳島神社も含めた日本神話のつながりを知ると理解が深まる
- 目的に応じた参拝順を選び、心を込めてお参りすることが大切