霧島神宮なんの神様?ご利益や神話との深い関係を解説

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    鹿児島県霧島市にある霧島神宮は、古代神話と深くつながる、特別な場所です。

    「霧島神宮って、なんの神様?」

    そう気になった方の多くが出会うのは、“ニニギノミコト”という、天界から地上に降り立った神様の名前。

    霧島神宮は、日本神話に登場する“天孫降臨”の舞台とされ、天と地、目に見える世界と見えない世界をつなぐ「始まりの地」ともいわれています。

    神話の背景を知れば知るほど、この神社にただならぬエネルギーを感じるのも、無理はありません。

    境内に立つ御神木は、樹齢800年を超えるもの。

    その根元に立つだけで、「なぜか涙が出た」「意識がクリアになった」

    そんな体験を語る人も少なくありません。

    「なんとなく気になって」「よく分からないけど行ってみたくて」。

    そうして訪れた後に、「あれは、呼ばれてたんだな」と気づく人もいるようです。

    この記事では、霧島神宮に祀られている神様のこと、そのご利益、そしてスピリチュアルな意味について、
    初めての方にもわかりやすく、お伝えしていきます。

    この地にひかれる気持ちが、もしかしたら「導き」かもしれないこと。

    そんな可能性も感じながら、どうぞ読み進めてみてください。

    記事のポイント
    • 霧島神宮が祀るニニギノミコトの神話的な役割と意味
    • ご利益の種類や信仰の背景にある神々との関係
    • パワースポットとしての魅力とスピリチュアルな理由
    • 霧島神社との違いや参拝の基本的な流れ
    目次

    霧島神宮なんの神様か徹底解説

    霧島神宮 ニニギノミコトとは
    霧島神宮のご利益と意味
    霧島神宮に呼ばれる人の特徴
    霧島神宮が有名なパワースポットの理由

    霧島神宮 ニニギノミコトとは

    霧島神宮の主祭神であるニニギノミコト(瓊瓊杵尊)は、日本神話に登場する、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたる神様です。

    天照大神から「地上を治めなさい」と使命を受け、天から地上へと降り立った、その出来事が「天孫降臨(てんそんこうりん)」です。

    この神話は、天と地を結ぶ重要なシーンとして語り継がれ、ニニギノミコトは「日本という国のはじまり」に深く関わる存在とされています。

    地上に降りる際、ニニギノミコトは「三種の神器」と稲穂を授かっており、その役割は、神話の世界だけでなく、天皇家の系譜の源流としても重要です。

    霧島神宮がこの神を祀っているのは、ニニギノミコトが実際に降り立ったと伝えられる「高千穂峰」が、霧島山系にあるから。

    この地は、神話の舞台そのものであり、遠い昔から「特別な聖地」として人々の信仰を集めてきました。

    また、ニニギノミコトの妻である木花咲耶姫(このはなさくやひめ)をはじめ、その子孫たちもまた、神話のなかで重要な役割を担い続けています。

    霧島神宮は、そんな「神々の始まり」を今に伝える場所でもあるのです。

    霧島神宮のご利益と意味

    霧島神宮には、実にたくさんのご利益があるとされています。

    開運・縁結び・子孫繁栄・商売繁盛…..

    訪れる人それぞれが、願いに合った神様に手を合わせることができるのも特徴です。

    主祭神のニニギノミコトは、天から地に降り立ち、稲作を伝えた神としても知られています。

    そこから「繁栄」「成長」「実り」を象徴するご利益が結びついています。

    また、ニニギノミコトの妻である木花咲耶姫は、安産や子授けの神様として信仰され、家庭や子孫を守る存在として大切にされています。

    その系譜にある神々は、恋愛運や家庭運、出世や人生の後押しまで、「人生のさまざまな段階」に寄り添ってくれるような存在です。

    そして何より、霧島神宮そのものが「天孫降臨」の聖地。

    この地には、スピリチュアルなエネルギーを感じやすいと語る人が多く、特に御神木や「霧島七不思議」などには、
    ”目には見えない何かが確かにある”と感じる方も少なくありません。

    とはいえ、ご利益を得たいという気持ちだけではなく、まずは「ここまで来られたことへの感謝」を胸に、神様と向き合ってみてください。

    その姿勢こそが、霧島の神々と響き合う第一歩になるでしょう。

    霧島神宮に呼ばれる人の特徴

    「霧島神宮、なんだか気になる」
    「特に理由はないけど、行ってみたくなる」

    そんな感覚を持つ人が、実はとても多い神社です。

    霧島神宮に「呼ばれる」というのは、誰かに言われたわけでも、明確な理由があるわけでもなく、

    自分の内側から静かにわき上がってくるような感覚。

    そういった方は、たいてい「節目のタイミング」にいます。

    たとえば、転職・引っ越し・結婚・出産…..人生の大きな転換期や、新しいステージへの準備期間など。

    霧島神宮には、「はじまり」や「繁栄」を象徴する神が祀られているため、「これからの方向性を定めたい」とき、無意識に惹かれるのかもしれません。

    また、疲れていたり、迷いがあったりする時期にも、「ただ静かな場所に行きたかった」と言って霧島を訪れる方がいます。

    これは、神社がもつ「浄化と再生」のエネルギーに呼応しているのかもしれません。

    「呼ばれる」という体験が、特別なサインがあるとは限りませんが、その心の動きを信じて一歩を踏み出した先に、何かしらの、気づきや変化が待っていることは多いです。

    霧島神宮が有名なパワースポットの理由

    霧島神宮が「南九州随一のパワースポット」と言われるのは、神話、建築、自然、霊的空気……
    すべてが重なり合っているからです。

    まず、ここは「天孫降臨」の舞台。

    天照大神の孫・ニニギノミコトが地上に降り立った、いわば「神々の物語が始まった場所」なのです。

    それだけで、すでに特別な響きを持つ神社だと感じられる方も多いでしょう。

    社殿は江戸時代に再建された美しい朱塗りで、「西の日光」と称されるほどの華やかさと格式があります。

    2022年には、本殿・幣殿・拝殿が国宝にも指定され、歴史・芸術面からも「守るべき聖地」として注目されています。

    けれど、霧島神宮の魅力はそれだけではありません。

    境内には、祈る人の姿に見えるとされる御神木や、神霊を招くと伝わる「招霊木」、国家『君が代』にも登場する「さざれ石」など、目に見えない力を感じさせるスポットが点在しています。

    参道を歩けば、鳥の声、風の音、木々のざわめき…..
    そのすべてが「内側の静けさ」とつながっていくような感覚を呼び起こしてくれる場所です。

    霧島神宮がこれほど力のある神社として知られているのは、単にご利益や伝説があるからではなく、訪れる人が「なにかを感じる」体験を持ち帰っているからこそ。

    それが、霧島神宮のエネルギーが本物である証ともいえるでしょう。

    霧島神宮なんの神様か知る参拝ガイド

    霧島神宮 回り方とスピリチュアルな順路
    霧島神社と霧島神宮の違い
    お守りの種類と選び方

    霧島神宮 回り方とスピリチュアルな順路

    霧島神宮を巡るとき、「見る」だけではなく、「感じる」ことを大切にしてみてください。

    この場所は、神話の舞台であると同時に、見えない世界との境界線がやわらかくなっている場所。

    順路を意識しながら歩くだけで、心に響く瞬間がきっと訪れます。

    まず、入口に立つ大鳥居。

    国道沿いの朱塗りの鳥居は、この地に入る「はじまりの合図」のような存在です。

    ここで一度深呼吸して、意識を内側に戻してから境内へ。

    次は、神橋(しんきょう)。

    森の中に静かに架かるこの橋は、「現実」と「神域」を分かつ象徴ともいえる場所。

    一礼してから渡ると、感覚が切り替わるように感じる方もいます。

    参道を進み、二の鳥居をくぐるころには、空気が変わることに気づくかもしれません。

    音が遠くなったり、風がやさしく感じられたり。

    途中にある展望所からは桜島を望めます。

    自然の雄大さを感じることで、心がゆるみやすくなります。

    そして、ぜひ立ち寄ってほしいのが御神木。

    樹齢800年を超える杉は、ただ眺めるだけで身体が整うような、そんな静かな力を放っています。

    「祈る人の姿に見える」といわれる枝にも、意識を向けてみてください。

    手水舎で身を清めたら、いよいよ拝殿へ。

    階段を上っていくこの動きもまた、「神様に近づいていく」プロセスそのもののようです。

    参拝では、願いごとだけでなく、「ここに来られたことへの感謝」を忘れずに。

    そのあと授与所では、九面守など、自分に合ったお守りとご縁を結ぶのもおすすめ。

    「いまの自分にぴったりのもの」を、直感で選んでみてください。

    最後は、時間があれば裏参道の「霧島七不思議」へ。

    御手洗川・風穴・亀石など、名前だけでも不思議な場所ばかり。

    どこも霊的な物語が残る静かな空間です。

    霧島神社と霧島神宮の違い

    「霧島神宮」と「霧島神社」

    名前は似ていますが、実は別の神社で、場所も背景も異なります。

    まず、霧島神宮は鹿児島県霧島市にある、「天孫降臨の舞台」として知られる、非常に由緒ある神社です。

    主祭神はニニギノミコト。

    霧島連山のふもとに鎮座し、神話と深く結びついた「中心的な聖地」とされています。

    社殿は江戸時代に再建されたものですが、その美しさと格式の高さから、2022年には本殿・幣殿・拝殿が国宝に指定されました。

    「神宮」の名を持つ神社は全国でも限られており、それだけでも特別な存在であることがわかります。

    一方で、「霧島神社」という名前の神社は、宮崎県や鹿児島県内を中心に複数存在します。

    それらは、霧島信仰の流れを受け継ぐ分社や、地域に根ざした神社たち。

    たとえば「東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)」なども、神話とのつながりを持つ霊場のひとつです。

    まとめると

    霧島神宮:天孫降臨の本拠地、国宝指定。神話の中心地。

    霧島神社:分社や関連神社。地域の信仰として広がった存在。

    参拝の際は、どちらの場所に行こうとしているのか、事前にしっかり確認しておくと安心です

    お守りの種類と選び方

    霧島神宮には、神話や歴史にちなんだ、さまざまなお守りが授与されています。

    どれもその土地の神様とつながる「祈りのかたち」。

    願いごとに合わせて、自分の内側と相談しながら選んでみてください。

    中でも特に有名なのが、「九面守(くめんまもり)」。

    9種類の顔がデザインされた霧島独自のお守りで、色によってそれぞれ異なる意味が込められています。

    • 赤:旅行安全・交通安全
    • 青:学業成就・心身健全
    • 緑:家内安全・芸術向上 など…

    全種類を集めると「満願成就」に通じるともいわれていて、ひとつずつ、願いに合わせてそろえていく楽しさもあります。

    また、恋愛やご縁を願う方には「縁結び守」も人気。

    坂本龍馬とおりょうが新婚旅行で霧島神宮を訪れたことにちなんでいて、「心を結ぶ」祈りが込められています。

    恋みくじや絵馬とあわせて願掛けする方も多いようです。

    仕事や事業に向けて背中を押してほしいときは、「富貴栄達守」や「商売繁盛守」がおすすめ。

    天孫降臨の神・ニニギノミコトの加護を感じながら、新しい挑戦に一歩踏み出す力を授かれるとされています。

    お守りを選ぶときは、まず「自分が何を願っているのか」を感じてみること。

    そのうえで、授与所で並ぶお守りを眺めてみて、「なんとなく気になる」とか、「これを持っていたい」という直感があれば、それが今の自分に必要なご縁かもしれません。

    手に取ったときに、温かさを感じたり、安心する気持ちになったりしたら、きっとぴったりのものです。

    複数持つとご利益が分散するとも言われますが、迷ったときは「今の自分に必要なものはどれか」を意識して、ひとつに絞ってみてもいいかもしれません。

    そして、授かったあとも、「守ってくれてありがとう」という気持ちを時々伝えると、そのご縁はいっそう深まっていくように感じます。

    お守りについてはこちらもご参照ください。

    霧島神宮 基本情報

    住所〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
    アクセス​JR日豊本線「霧島神宮」駅より、霧島いわさきホテル行きバスで約15分、「霧島神宮」下車後すぐ
    えびのJCT(下り)宮崎方面へ – 高原IC- 霧島神宮
     九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
    TEL0995-57-0001
    営業時間境内の参拝自由。社務所は8時~17時00分
    駐車場あり(無料)500台 バス駐車所10台
    公式HP霧島神宮

    霧島神宮なんの神様かを知るための総まとめ

    • 霧島神宮のご祭神は、天照大御神の孫・ニニギノミコト
    • ニニギノミコトは、「天孫降臨」の神として日本神話に登場する
    • 神が降り立ったとされる霊峰・高千穂峰のふもとに鎮座
    • 神話の舞台そのものに建てられた、特別な由緒を持つ神社
    • 開運・商売繁盛・繁栄など、幅広いご利益があるとされる
    • 妻神である木花咲耶姫も祀られ、安産・子孫繁栄を願う参拝者も多い
    • 社殿は江戸時代の美しい建築で、「西の日光」とも呼ばれる
    • 本殿・拝殿・幣殿は国宝に指定されている格式の高さ
    • 境内の御神木や「霧島七不思議」は、強いエネルギーを感じる場所
    • なぜか惹かれて訪れる人は、人生の転機に差し掛かっていることも
    • 神話と自然が調和した、深いスピリチュアル空間として親しまれている
    • 大鳥居から始まる参道は、「神域に入る結界」として意識されている
    • 授与所では、願いごとに合わせた多彩なお守りが選べる
    • 霧島名物の「九面守」は、色と表情でご利益が異なり集める楽しさも
    • 「霧島神宮」と「霧島神社」は別の神社なので、訪れる前に確認を
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